やがて哀しき外国語
村上春樹の「やがて哀しき外国語」を今更読んでみた。
ブッシュパパが大統領だった時代のアメリカプリンストン滞在記。
村上春樹の本って、すごく透明感のある「僕」の話って感じで
清らか過ぎて?あんまり手に取る気になれない時期が続いたんだけど
なんかこの間東京の本屋でふと手にとってみたのよね。
さてその中に、
『にぎやかなディナーで大勢の話す英語の会話のスピードについていけず、
2時間くらいで神経がくたびれて集中力が低下し、
こっちの英語もだんだんうまく出てこなくなる。いわゆる「電池切れ」症状である。』
というくだりがあるのだが、
何冊も英語の翻訳をしている春樹氏でもまだあるのねぇ、そんなこと。
私も最近電池がゼロになって落ち込んだことがあった。
その日は昼に日本領事館でのランチ会があり、
大勢のご婦人方と久しぶりに一気に対面したので、それなりに頭がつかれていたようだ。
そのまま夜にアメリカ人教師の家でのクッキングパーティーに行ったのだが、
その時点で電池の残量は低かったらしく、聞き取りもイマイチできない状態。
返事も「Yes」「OK」レベルのみ。
その日初対面のドイツ人(英語ペラペラ)がいて、色々話したいと思ってはいたものの、
もうテーブルを囲んでトークタイムに入ったときには、私は電池が切れてて、
耳で話の筋を追うのもおぼつかない。
中国人クラスメートの英語に口を挟むことも出来ない。
私はただじっとして、寝そうになりながら目を閉じないように踏ん張っていた。
そんなんだから、時々良く分からない「アルカイックスマイル」なんか浮かべてみたりして。
彼は、私にあきれたのか憐れんだのか分からなかったが、
私についてはほぼ無視だった。。。
こういうの!哀しいよね~。
力を発揮してもイマイチなことには変わりないけれど、
ベストコンディションでないときの外国語って!
春樹氏は、
外国語を話すのは「気の毒と言えば気の毒、滑稽といえば滑稽」であり、
ときおり「なんでこんなことやってなくちゃいけないのか」と思う、
と言っている。
まさに私もそうです。
もちろん中国語も英語も。
ほんとう「やがて今も哀しき外国語」なのである。。。
ブッシュパパが大統領だった時代のアメリカプリンストン滞在記。
村上春樹の本って、すごく透明感のある「僕」の話って感じで
清らか過ぎて?あんまり手に取る気になれない時期が続いたんだけど
なんかこの間東京の本屋でふと手にとってみたのよね。
さてその中に、
『にぎやかなディナーで大勢の話す英語の会話のスピードについていけず、
2時間くらいで神経がくたびれて集中力が低下し、
こっちの英語もだんだんうまく出てこなくなる。いわゆる「電池切れ」症状である。』
というくだりがあるのだが、
何冊も英語の翻訳をしている春樹氏でもまだあるのねぇ、そんなこと。
私も最近電池がゼロになって落ち込んだことがあった。
その日は昼に日本領事館でのランチ会があり、
大勢のご婦人方と久しぶりに一気に対面したので、それなりに頭がつかれていたようだ。
そのまま夜にアメリカ人教師の家でのクッキングパーティーに行ったのだが、
その時点で電池の残量は低かったらしく、聞き取りもイマイチできない状態。
返事も「Yes」「OK」レベルのみ。
その日初対面のドイツ人(英語ペラペラ)がいて、色々話したいと思ってはいたものの、
もうテーブルを囲んでトークタイムに入ったときには、私は電池が切れてて、
耳で話の筋を追うのもおぼつかない。
中国人クラスメートの英語に口を挟むことも出来ない。
私はただじっとして、寝そうになりながら目を閉じないように踏ん張っていた。
そんなんだから、時々良く分からない「アルカイックスマイル」なんか浮かべてみたりして。
彼は、私にあきれたのか憐れんだのか分からなかったが、
私についてはほぼ無視だった。。。
こういうの!哀しいよね~。
力を発揮してもイマイチなことには変わりないけれど、
ベストコンディションでないときの外国語って!
春樹氏は、
外国語を話すのは「気の毒と言えば気の毒、滑稽といえば滑稽」であり、
ときおり「なんでこんなことやってなくちゃいけないのか」と思う、
と言っている。
まさに私もそうです。
もちろん中国語も英語も。
ほんとう「
by fenfenblog
| 2004-11-25 12:59
| 学び
大阪北摂での暮らしあれこれ。 ダーリンと愛犬バトーと私。 そしてたくさんの好きなモノ。
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